つゞらについて
かつての熊本の城下町で「古町」と称され、
歴史情緒溢れる熊本市中央区西阿弥陀寺の
中央に構える「料理谷邸」。
築百三十有余年を数えるこの屋敷は元来、
結婚式や宴会など料理旅館として稼働しておりました。
この館は2021年に大規模改修〜リブランディングを行い、
新たに「商工クラブ」という複合施設へと生まれ変わりました。
そしてその館の2階に私ども「料理⾕邸 葛籠〜つゞら〜」はございます。
長い歴史や物語の趣を残した館内には
「時空の間 城⽉」と名付けた貴賓室を筆頭に、
歴史とモダンを融合した雰囲気を持つ様々なタイプのお部屋を揃え、
お客様のスタイルに応じたご利⽤が可能な宿となっております。
「歴史と現代の融合」
空間の狭間に様々な文化が交わる新感覚の宿、
それが「料理谷邸〜つゞら〜」です。
亭主の想い
「蔚山町」という路面電車の駅が残っているこの地域は、韓国と歴史的にも密接な関わり合いがあり、韓国人である私にとっても非常に愛着のある地域です。
過去の歴史を越え熊本市と蔚山市は姉妹都市となり現在も交流を重ねています。その意志や想いを引き継ぎ、百三十有余年の歴史を重ねてきたこの建物が世代・国籍・人種を越えた交流の場となっていければと思います。
この地域で暮らし、この地域を愛する外国人として、人と人、海外とこの地域を繋ぐ役割を果たしていきたいと想っています。
時間の重なりを感じられるこの「料理谷邸 葛籠〜つゞら〜」で日本国内のお客様にはこの地域の魅力を海外からのお客様にはこの日本、熊本の魅力をしっかりと伝えていきたいと思います。
皆様のお越しをお待ちしております。