「料理谷家」と「細川家」が再会を果たした茶室”妙味庵” 「料理谷」の姓は、元熊本藩主・細川家に長きに渡り料理人として仕えてきた功績より細川忠興公に戴いた姓です。その歴史と背景を再確認するために、今回この茶室の命名を忠興公の御子孫であられる細川護光氏に依頼。茶室の在る場所が「美食の館」ということから、“味”をキーワードとするが、食だけに留まらない世界観や趣を持つ場所であるという意味も込めた「妙味庵」という名を氏より授かりました。 長い長い刻を経て「料理谷家」と「細川家」が再会を果たした此の場所は、“茶”の心を新たな世代に伝え、未来に向けた歴史と文化を形成していく場所です。